オイリー肌なのに乾燥？
脂性肌のスキンケアはどうしたらいいのでしょうか？
オイリー肌ともいう脂性肌は、男性に限らず女性にも多い肌質だといいます。
手で触れた感触が脂性肌は油っぽい傾向があるのですが、
内部は意外と乾燥していることが少なくありません。
お肌の水分量が多いように見えるのですが、
お肌の内部が乾燥していることを知らないので、
きちんとしたスキンケアができていないことが理由かもしれません。
脂性肌とバリア機能
皮膚表面が脂っぽいと肌のテカリやべたつき、
化粧崩れなどが目立つようになります。
脂性肌のスキンケアは、余分な油脂を正しい洗顔で取除く
ようにしましょう。
テカテカとした皮脂が気になって仕方ないと
いう方もいるかもしれませんが、
脂性肌の場合、洗顔のときの皮脂の落とし過ぎには要注意です！
皮脂はもともと肌バリア機能という大きな役目を持っています。
肌の一番表面を多い、水分の蒸発を防いで外的な刺激から皮膚を守っている大切な部分です。
脂性肌を改善したいからと言って、
この皮脂を洗顔時に洗い落とし過ぎてしまうと、
肌バリアの防御機能が不足していると判断した体はさらに毛穴から皮脂を分泌させてしまいます。
皮脂を綺麗に落としたいからと言って一時に二度も三度も洗顔する必要はありません。
また、脂性肌の場合、水分不足による肌の乾燥から、
やはり体が皮膚を守ろうとして皮脂を過剰に分泌しているケースもあります。
優しく肌を洗って、しっかりと保湿を心がけましょう。
正しい洗顔でうるおいを
洗顔料や石鹸の泡でくるみこむ感覚で顔を洗います。
洗うとき肌をゴシゴシこすらないようにしましょう。
キメ細かい弾力のある泡をつくって優しく汚れを取り除いたら、
ぬるま湯できれいに流しましょう。
洗顔でどれほど適切に汚れを落とせるかがスキンケアのポイントとなります。
洗顔後は、刺激の少ないさっぱりタイプの化粧水や美容液で保湿をしましょう。
睡眠不足やストレス、脂質を多く含む食事は脂性肌の性質を加速させます。
お肌の適切なスキンケアのためにはチョコレートや油ものなどは控えめにしましょう。